アマミノクロウサギは子育てが特徴的!特別天然記念物で赤ちゃんもかわいい★動画つきでご紹介

アマミノクロウサギは奄美大島などの限られた場所でしか見られない、原始的な野生動物です。 アマミノクロウサギの子育てはかなり特徴的で注目されることが多いです。日本初の特別天然記念物に指定されていますが、理由はなぜなのでしょうか。

今回は、 アマミノクロウサギの特徴的な子育ての詳細と、特別天然記念物の理由について調べました。赤ちゃんの鳴き声がとってもかわいい動画もありますよ。ぜひご覧ください。

目次

アマミノクロウサギの生態

アマミノクロウサギ
環境庁HPより引用

アマミノクロウサギは体重 1,300~2,700g、頭胴長41~51cmと、一般的な野ウサギの大きさとほぼ変わりません。

生態としては、アマミノクロウサギの毛の色は黒褐色でお腹は淡い灰褐色です。耳の長さは一般的なウサギと比べて4cmから5cmと短いです。 奄美大島ではアマミノクロウサギの天敵が少ないので、耳は小さいまま生きてこられました。また走ることも少ないため、手足が短くずんぐりしていて、走るのが遅いです。 

 

アマミノクロウサギの特徴的な子育てとは?

アマミノクロウサギの特徴的な子育てとは?

 アマミノクロウサギの子育ての特徴は、母うさぎと子うさぎが別々の巣穴で生活するということです。 さらにアマミノクロウサギの巣穴は、土や石で完全に塞がれています。

なぜかと言うと、赤ちゃんのアマミノクロウサギをハブなどの外敵から守るためです。

具体的な子育ての方法は、下記の通りです。

  1. 赤ちゃん専用の巣穴(直径15 cm 奥行1m~1.5 m) を落ち葉を敷きつめて作る。
  2. 出産。(一度に一頭の子うさぎを 産むことが多い)
  3. 二日に一度、夜の決まった時間に赤ちゃんの巣穴に来る。
  4. 前足と口を使って5分から10分かけて巣穴のふたを開ける。
  5. 3分から5分間、母うさぎは子うさぎに授乳をする。
  6. 母うさぎは巣穴の前で念入りに毛づくろいをする。
  7. 前足を使って、トントンとリズムよく土を固めて巣穴に蓋をする。(20分~30分)
  8. 母うさぎは自分の巣穴に戻る。

お母さんのアマミノクロウサギは 、『樹洞』と呼ばれる木の隙間や、岩穴、 大きな石の影や大きな木の根元に巣穴を作ります。

外敵のハブに襲われないように、授乳時間も短くしたり、匂いを残さないように入念な毛づくろいをしたり、巣穴を完全に密閉したり、かなり工夫した特徴的な子育てですよね。

赤ちゃんのアマミノクロウサギが大きくなると、母うさぎは授乳後も巣穴を閉じないで帰ったり、 一緒に外を歩くなどして、徐々に巣立ちの準備をします。出産から巣立ちまではだいたい2ヶ月ほどです。 

アマミノクロウサギの繁殖は春と秋の2回ですが、主に11月から1月ぐらいの冬の涼しい時期に出産することが多いことが最近の研究でわかってきています。

アマミノクロウサギが特別天然記念物の理由

アマミノクロウサギが特別天然記念物の理由

アマミノクロウサギは1921年(大正10年)に天然記念物に指定され、さらに1963年(昭和38年)に国の特別天然記念物に指定されました。

現在アマミノクロウサギは奄美大島と徳之島だけにしか生息しておらず、奄美大島の気候や環境の中で独自の進化を遂げてきた、『生きた化石』とも呼ばれる希少な種だからです。

100万年ほど前に大陸からアマミノクロウサギの祖先が移動してきた際、奄美大島と徳之島に移ったアマミノクロウサギだけが、他の島が水没している中、比較的高い山にのぼって生き残ることができました。

サンゴからできた他の奄美の島ではアマミノクロウサギは生きられません。 

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奄美大島と徳之島でだけ見られる独特な動物だからこそ、特別天然記念物に早くから指定されたんですね。

アマミノクロウサギはウサギ目 ウサギ科 ムカシウサギ亜科。絶滅危惧ⅠB類に指定されています。

絶滅危惧ⅠB類とは、『ⅠA類ほどではないが、近い将来に絶滅の危険性が高いもの』のこと。

なぜアマミノクロウサギは絶滅の危機にさらされているかと言うと理由は三つあります。

  1. 森林など生息域の減少
  2. マングースや他の動物による捕食
  3. 交通事故

このうち、アマミノクロウサギとマングースの関係が注目されることが多いのでご紹介しますね。

アマミノクロウサギとマングースの関係

アマミノクロウサギとマングースの関係

奄美大島では、毒蛇ハブの捕獲を目的に1979年30頭のマングースが放たれました。 しかしマングースはハブを食べることはほとんどなく、巣穴にいるアマミノクロウサギの子供など希少な生き物をどんどん食べていってしまったのです。

そのため、1993年からマングースの防除事業を行いました。「奄美マングースバスターズ」 という団体が結成され活躍しました。

その甲斐もあって、アマミノクロウサギの生息もかなり回復傾向にあります。 2000年頃には1万頭もいたマングースですが、現在ではマングースの数もかなり減ったため滅多に捕獲されていません。

アマミノクロウサギの動画

アマミノクロウサギの赤ちゃんの鳴き声が聞こえてとってもかわいいですね。

アマミノクロウサギを見れる場所

アマミノクロウサギを見れる場所

 アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島だけに生息する固有の種です。 『黒潮の森マングローブパーク』や『三太郎峠』などに行けば、運が良ければ見られるかもしれません。ですが、夜行性のアマミノクロウサギを一人で山林などに見に行くのは危険です。

必ずツアーなどで、現地の方のガイドの方と一緒に行くようにしましょう。 

奄美ナイトツアーの一覧⇒じゃらんを見る

奄美大島には動物園がなく、アマミノクロウサギと触れ合えるようなスポットはありません。しかし 『奄美野生生物保護センター』に行くと、展示されているアマミノクロウサギの剥製が見られますよ。 

⇒『奄美野生生物保護センター』の詳細はこちら

アマミノクロウサギの特徴的な子育てと特別天然記念物の理由まとめ

 以上、アマミノクロウサギの巣穴に赤ちゃんうさぎを閉じ込めて育てる特徴的な子育てと、特別天然記念物の理由、マングースとの関係をご紹介しました。

アマミノクロウサギのまぁるくコロンとしたフォルムはとっても可愛いですよね。私も動画で巣穴から顔を出しているアマミノクロウサギの赤ちゃんを見ましたが、とっても愛くるしかったです。

アマミノクロウサギを見たい方は、奄美大島で行われるツアーに参加されることをお勧めします。 

他にも奄美大島で見られる希少な動物オサガメについてもご紹介しています。合わせてご覧ください。

奄美大島への行き方を地域ごとに調べました。合わせてご覧ください。

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