働くクルマ大好き!
クルマのテレビが見たいよー!
- <働くクルマや乗り物が好き>なお子さんのパパママ
- <歌がよく出てくるアニメが好き>なお子さんのパパママ
- <なぞなぞや、理屈を考えるのが好き>なお子さんパパママ
- どうせテレビを見るなら、少しでも教育的なものを見てほしい パパママ
そんな方にぜひ!私がオススメするのが、『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』というAmazonプライムビデオのアニメです。
『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』Amazonプライムビデオ公式サイト
『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』(以下:『スティンキーとダーティー』)の魅力や感想、見せたあとの子供への影響【メリット・デメリット】をレビューします。
『スティンキーとダーティー』を見始めたきっかけ
我が家では、第二子がうまれたばかりで、ワンオペで2人の子供の面倒を見る中、どうしてもテレビの力を頼らざるを得ない場面が何度もありました。
そんな中、乗り物大好き!な息子に見せるテレビはいつも『機関車トーマス』のお話ばかり。
Amazonプライムビデオ『きかんしゃトーマス』ページより引用
『機関車トーマス』も勿論素晴らしいアニメなんですが、
- いつもトーマスばかりで、どんどんマニアックになっていく
- 少し乱暴な言葉遣いをするキャラクターもいるので、言葉遣いが荒くなっていく
- たくさんお話が公開されているので、見たいストーリーを強めにリクエストされて選ぶため探すのが大変
この3点が気になって困っていました。
そこで、せっかくAmazonプライム会員なんだから、特典で見られるビデオも活用できないかなと思い見始めたのが、こちらの『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』。
同じクルマのアニメの『カーズ』なども公開されていますが、『スティンキーとダーティー』は、1回あたりの時間が22分(約10分のストーリーの2本立て)で親としても時間の調整がしやすく、また、息子が好きな働くクルマ(『トーマス』でも【ジャック】や【マックスとモンティ】、【アルフィー】などが好き)が主人公のお話だったので、再生してみることにしました。
そうしたところ、息子が大ハマり。連日『スティンキーとダーティー』のお世話になることになりました。
さっそくどんなお話かご紹介しますね
『スティンキーとダーティー』ってどんなお話?
Amazonプライム・ビデオの<キッズ・ジャンル>のアニメです。『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』のページにはこう書いてあります。
ヒーローらしくない仲良しの2人組、ゴミ収集車スティンキーとショベルカーのダーティーの冒険物語。頭が良く、活発で陽気な2人が、思うように行かない時、「こうしたら?」と言いながら成功を導きだす。ジム&ケイト・マイランの原作本に基づく。脚本・製作はガイ・タウビス。
(Amazonプライム・ビデオ 『はたらくクルマのスティンキーとダーティー(吹き替え版)』シーズン1のページより引用)
原作 | Jim、Kate McMullanによる本 |
生産国名 | アメリカ |
制作会社 | Amazon Studios ブラウンバッグフィルム |
制作、エグゼクティブプロデューサー | Guy Toubes |
オリジナルリリース | 2016年9月2日~現在 |
2020年2月現在、シーズン1(エピソード10本)、シーズン201(エピソード9本)、シーズン202(エピソード7本)、シーズン203(エピソード7本)、シーズン204(エピソード6本)が公開されています。
スティンキー(Stinky=くさい)という名前のゴミ収集車と、ダーティー(Dirty=汚い)という名前のバックホーローダー(ブレード付きショベルカー)が、様々な問題を、ドロやゴミをうまく利用して、試行錯誤しながら解決していくお話です。物事が予想通りに進まないくても、陽気な2人はちっともへこたれません。むしろ楽しみながら問題を解決していくストーリーは見ていて痛快です。
原作本
アメリカの絵本作家:ケイト・マクマランの絵本です。
キャラクター
登場キャラクターについては、『スティンキーとダーティー』キャラクターの名前は?英語の意味や特徴も紹介!にまとめました。合わせて是非ごらんください。
『スティンキーとダーティー』の視聴方法は?
スティンキーとダーティーの視聴方法をご紹介します。
Amazonプライム会員なら、無料で何度でも見ることができます
『スティンキーとダーティー』はAmazonプライム会員限定のプライムビデオの中のAmazonオリジナル作品です。
小さな子がいる家庭は、Amazonプライムを利用しているところが多いのではないでしょうか?
我が家でも、すぐに使いたいものを買うのに便利なので、Amazonプライムを利用していましたが、息子がテレビっ子なので、今はプライムビデオメインで利用しています。
我が家からレンタルDVD屋さんまで少し遠いので、行くのに結構気合が必要なんですが…プライムビデオなら、そんな気合も不要♪本当にらくちんです。
会員費は月額500円、年額4900円(408.33円/月)で利用できるサービス。
送料無料お急ぎ便やプライムビデオ、プライムMusic、Primeフォトなどのサービスが追加料金なしで利用できます。
過去にAmazonプライム会員になったことがない方は、30日間無料で試せます。無料体験中も通常のプライム会員と同様にPrime Videoを楽しむことができ、無料期間中の解約も可能です。
- 『スティンキーとダーティー』などのオリジナル作品
- 『ドラえもん』
- 『機関車トーマス』(映画含む)
- 『チャギントン』
- 『おさるのジョージ』
上記のようなアニメが追加料金なしで、無制限に見られます。『機関車トーマス』の映画が見れたのも嬉しかったです。またアニメ以外にも日本&海外の映画やドラマ、お笑い・バラエティも見放題です。
『スティンキーとダーティー』を卒業した後も、家族みんなで楽しめそうです。
TVで見るのにはFire TV StickかChromecast(クロームキャスト)がオススメです
スマホやタブレットで動画を見るのも外出時などはいいですが、家では、視力が悪くならないように、テレビにうつして、画面から離れて見てほしいですよね。
我が家ではChromecast(クロームキャスト)を利用してテレビで見ています。
その他にもAmazonプライムビデオをTVに映して見られますが、以下のいずれかの機器が必要です。
- Amazonプライムビデオ対応のスマートTV
- Amazonプライムビデオ対応のDVDレコーダー
- PS4、PS3、WiiUなどのゲーム機
- Fire TV Stick(Amazonから販売)
- Chromecast(Googleから販売)
Fire TV Stick とChromecastは、両方ともTVに挿して電源につなぐだけで、Wifi経由でテレビに動画やビデオをうつして見ることが出来ます。
Fire TV Stickは専用のリモコンで操作、Chromecastはスマートフォンで操作します。
どちらも初期設定後、すぐにテレビで見ることができ、とても簡単で便利です。
以前は、YouTubeを見られるのはChromecastだけで、Fire TV Stickでは見られなかったのですが、今はどちらも見られるようになりました。YouTubeを見たい為、Chromecastを購入しましたが、今はスペック・見られる動画配信サービスはほぼ変わらず、どちらでも良さそうです。
Amazonのセールの時に、Fire TV Stickを購入するのが、1番お得ですね。
『スティンキーとダーティー』の魅力
キャラクターがかわいい
見た目はアメリカのアニメによくあるみたいなハッキリとした顔立ちをしています。『スポンジボブ』とかのような感じに近い感じでしょうか。
スティンキーは、見た目がネコみたいで、ダーティーは、ショベルが腕みたいで、とってもキュート。その他のキャラクターもそれぞれのクルマの特性に合わせた(?)個性的な性格をしていて、魅力的です。
キャラクターについてはこちら。
発想が自由で、受容的
問題がおきたとき、キャラクター同士で知恵を出し合うのですが、その発想がとても子供らしく空想的で自由です。
たとえば、【月にヒモをひっかけて引っ張ろう】とか、【巨人に頼んで道路をまっすぐにしてもらおう】とかです。
そんな一見無茶な提案をするのがゴミ収集車のスティンキー、検討するのがホイールローダーのダーティーです。
ダーティーが検討をして却下するときの言い方も素敵です。
たとえば、【大きな鳥に僕ら(車)を運んでもらったらどう?】という提案に対して…
→×「車を持てる大きな鳥なんていないよ」「鳥じゃ車は持てないよ」
→〇「大きな鳥が運んだら、卵と間違えて持ち帰っちゃうかもしれないよ」
なんとも可愛い指摘の仕方だとは思いませんか?
そこが私は、とても好きだなと思います。
普段の生活でも、頭ごなしに否定せず、子供の自由な発想を受け入れて楽しんだ方が、大人も子どもも楽しいだろうな、といつも考えさせられます。
失敗に対してめげない姿勢
スティンキーとダーティーは試してみたことがうまくいかなくても、「あはは」と明るく笑い飛ばして、新しい方法をどんどん試します。
大人で言うところのPDCAをグルグル回していくのです。
私が隣で見ていて、<あぁしたらいいんじゃないかなぁ?>と思っても、アニメの中では、その案は失敗したりして、予想外な方法で解決していくことも多いのです。
大体、ふとしたことからダーティーが、「それって、面白いね」と言い、そこから解決の糸口が見つかっていくのが、お決まりのパターンです。
悪者がおらず、差別もない世界
よく子供向けのアニメでは、ヒーローと悪者が登場しますが、『スティンキーとダーティー』では悪者は1人もいません。
全てのクルマが仲良しで、ケンカをすることも一切なく、協力し合って暮らしています。
また、差別もありません。
【クサい】ゴミ収集車のスティンキーに対しても、「やぁ!スティンキー。今日もにおってるね!」とクサさを個性として認めて尊重しています。
(スティンキーも【クサい】ことに誇りを持っています)
はたらくクルマにとっては、それぞれの仕事によって生じる自分の個性は生まれ持ったもので、当たり前のこと。
それぞれが、個性を活かし、協力しているのです。
歌が多くて全体的に明るく陽気で楽しい
『スティンキーとダーティー』では、問題解決時に「音楽スタート!」といって、歌が流れることが多いです。
それぞれのストーリーに合わせて違うオリジナルソングは、どれもキャッチ-で子供も聞いていて楽しいようです。
覚えやすいので、親子で色んな歌を場面に合わせて歌っています。
『スティンキーとダーティー』を見て息子に起こった変化
『スティンキーとダーティー』の影響は、よかったこと3点、デメリット1点です。
【良かったこと】ちょっとの失敗でもめげなくなった
以前は、遊んでいるときに、少しでもうまくいかないとべそをかいたり、周りの大人に助けを求めてきたりしていた息子ですが、ちょっとの失敗ではめげなくなりました。
きっと、ちょっとの失敗もむしろ楽しむ姿勢で解決していくスティンキーとダーティーの影響かと思います。
決まり文句の「じゃぁ、こうしたら?」と口癖のように言って、色々思考錯誤している姿は、親から見ても可愛らしく、とても頼もしく感じます。
こうして育っていくと、成長して大きくなったときに芯が強い人になれるんじゃないかなと思い、今から少し楽しみです。
【良かったこと】乱暴な言葉遣いをしなくなった
『スティンキーとダーティー』に出てくるキャラクターの言葉遣いは、みんな優しく丁寧です。
以前、『機関車トーマス』の影響で、「おまえ」とか「してやる」とか言っていた息子ですが、私や夫が注意したわけでもなく、自然に今はそのような言葉遣いはしなくなりました。
男の子ですし、そのうちきっとまた言うようになると思うのですが、3歳の小さな時期だからこそ、まだ可愛く優しい言葉で話してくれるのは親としては安心です。
【良かったこと】楽しみながら学習できている
1から10までしか数えられなかった息子が、1~100まで数を数えるお話を見て、1から30まで数えられるようになりました。
周りの子はまだ10までしか数えられる子がほとんどなので、ビックリされます。
あとは、シーソーの原理を利用して遊んだり、思考力や考える力も身についているのはないか、と思います。
キャラクターの名前も、簡単な個性をあらわした英語(例:クレーン車;トール、消防車:ブレイブ)なので、名前を覚えるだけで、将来の英語の取っ掛かりになりそうだな、と思います。
【デメリット】「ベー」と変な顔をしてふざけることが増えた
『スティンキーとダーティー』では、変な顔をしてふざけることが多く、息子もそれが楽しいようで、よく真似をします。
普段の遊びの中でやる分には、まぁいいかな、とも思い放っておいたのですが、ほぼ初対面のお友達や祖父母、病院などで、「べー」と舌を出して、ふざけることが増えました。
本人は単純に相手に笑ってほしくてやっているようですが、「急にやられたらイヤな気持ちになること」を親がしっかり教えていかねばならないなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。『スティンキーとダーティー』の魅力は伝わりましたでしょうか。
「TVの見せすぎはよくない」「スマホ育児」など厳しいことを言う人もいますが、ワンオペ育児しているママがほとんどのこの時代、せっかく便利なサービスがあるのだから、TVの手もうまく活用していきたいですよね。
『スティンキーとダーティー』は知育要素もあるので、ただTVを見せるよりかは、そうした罪悪感も少し薄れるかもしれません。
『スティンキーとダーティー』をお子さんと楽しんでくださいね。